オイル(4) オイルが減る・よくあるオイル漏れ・クランクリアシール・タペットカバーパッキン

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ビートでエンジンオイルが減るのが、最近多いです。原因はいろいろありますが、２番シリンダーのオイルリングが一番多いトラブル”な～んでか？2番が一番熱くなるからです。1番と3番シリンダーに挟まれて熱の逃げ場が無い２番シリンダーの消耗が一番早いのです。

オイルが減ってるのを判断するのにプラグを見ると解ります。オイルが食ってるシリンダーはプラグに汚れが溜まります。

左から1～3番シリンダーの順です。真ん中のプラグだけ汚いのが解ります。

意外と多いのが、オイル漏れです。カムシャフトのオイルシールとか、クランクシャフトのオイルシールとかは、意外と漏れません。大体漏れるのが、ヘッドカバーパッキンです。おまけにプラグホールガスケットもよく漏れます。

今回の原因は、締め付けトルクが間違ってました。もちろんガレノブでの作業では、無いですよ。オイラは小心者だから（嘘）トルクレンチで締めてます。オーバートルクですね。オーバートルクだとパッキンの一部が潰れすぎて、均等にヘッドに当たらないから漏れるのです。あとは、ボルトを締める順番が決まってます。

触媒の後ろのパイプにオイルが付いてたらヘッドカバーパッキンを疑うべし。

それと、液体ガスケットの塗り方ですね。たくさん塗れば良いものでもないのです。適量を角に塗ればOKですよ。

クランクのリアシールでした。ミッション外してオイルシール交換です。

自分車は、壊れるまで直さないオイラ・・・白ビーもオイル漏れがしていたのですが、放置して乗ってました。（半年ぐらい）

タペットカバーのパッキンが切れてました。もうカチカチです。プラグホールガスケットも終わってました。お陰で、プラグがオイルまみれです。

オイル交換だけは、気を使っているので、もっとエンジンの中が綺麗だと思ったら、普通でした。もう少しオイル交換のタイミングを早めにやるかな～。現在は、あまり乗らないので、半年に一回です。