オイル・ステムシール交換(2)

タイミングベルト交換する時は一緒にオイルシールも

ビートのオイルシールの話です。ビートのオイルシールはカムとクランク前後あとは・・・それぐらいです。Oリングも何箇所か使ってるけど、オイルシールはこんなもんです。ミッションにも3箇所あるね～ぇ。

もういい加減交換時期がきてます。タイミングベルト交換する時は一緒にオイルシールも交換しておいたほうが良いと思います。

オイラは昔スズキの軽自動車をよく仕事で扱ってたのだけども、オイルシール10万kmもたないのがほとんどだったな～。E07Aは良く出来たエンジンなんですね。

メインシャフトのオイルシール交換

ミッションの分解＆組み立てです。メインシャフトのオイルシールが中からしか交換できません。オイルシール一個のために分解です！でもついでにベアリングも交換してしまいます。

メインシャフトのベアリングを取り外すと、オイルシールが出てきます。交換したら組み立てて、終了です

さて、エンジンとドッキングしたので今から、載せちゃいます。

オイル・ステムシール交換

いろんなオイルシールの交換です。まだ37,000キロなんですけど・・・どうしてもと言われれば、やります。しかし37,000キロで交換するのは珍しいです。その他にいろんなパーツの交換も同時にします。
ステムシールも交換です。つまりカムも外してです。たしかに15年前のゴム部品ですからね。

今回交換する部品です。エンジンマウントも交換ですよ。現在ミッション側のマウントが在庫切れで、12月後半らしいです。トルクロッドは交換しなくても良いのかな？それでは、作業を始めます。

まずは、エンジン降ろして、って省略しまくりです。

サブフレームと切り離します。

ミッションも外して、エンジンをばらします。

タイミングベルトを一度交換してるみたいです。テンション不足でした。なので、エンジンが重く回ってる気がしたのか。意外と多いトラブルです。ビートのタイミングベルトのテンションはコツがいります。一度憶えれば簡単ですけど。

ヘッドをばらして洗浄。ステムシールの交換などなどをします。

ヘッドを外したところです。ヘッドボルト8本緩めると外れます。ヘッドボルトは緩める順番が決まってるので、注意が必要です。ちなみにカムシャフト・ホルダを緩める時も順番が決まってますカムシャフト・ホルダは13本のボルトで付いてます。

なぜか？インテークバルブが汚れてます。普通はエキゾースト側が汚くなるのに？今回はエキゾーストは綺麗でした。

ついでにこの辺の部品も洗浄です。綺麗になります。

バルブは磨いてあげました。綺麗になるでしょ。

これが、バルブステムです。インテーク側は頭についてるスプリングの色が白です。

これがエキゾーストなので、スプリングの色が黒ですよ。

あとは、ひたすら組み立てです。エンジンは完成しました。次はミッションです。